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YUITOのガンダムオタクな日々

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機動戦士ガンダムUC 7 感想! 

機動戦士ガンダムUC

機動戦士ガンダムUC BD 7巻の視聴を終えての感想を書かせていただきます。

序盤の戦闘シーン、一時攻撃陣を退けるまでは、これまでの既巻1~6巻同様に期待を裏切らない

作画のカッコいいガンダムシリーズとして満足いく内容なのでが、この攻撃陣を退けてからの

最終目標地点メガラニカにむかってから以降の展開が、はっきり言って酷すぎます。

それらを一言でまとめて言わせていただくと「やりすぎ」でとんでもないラストになったというのが今作の率直な感想です。

これまでの既巻1~6では原作の小説にあった気持ち悪さに著者である福井氏の俺ガンダム論からなる

同人臭さを巧く切ってごまかし最大公約数で万人受けするものにできておりましたが、

今作は最終巻とあって次巻を購入させることを考える必要がないということもあってか、

僕の考えたニュータイプ論、僕の考えた最強ガンダムという節がもう隠されず全開になっていますね。

非常にズレていてただただ不快です。

富野監督作品以外で、ニュータイプを扱うべきではないという点を改めて強く痛感させられることとなりましたね。

宇宙世紀を舞台にするのはいいが、0080、0083、08小隊程度のものに抑えておくべきでしたね。

既巻1~6のテイストのままにしておけば、作画が良く、驚異的なセールスを記録した、売れたから名作という

シリーズポジションに留まれ、さほど賛否も生まなかっただろうし、批判があっても「売れた」からで

一蹴できるようなものだったのに最後の最後で挑戦的というより挑発的な内容になってしまったのは残念でなりません。

これまでも視聴者に対するメッセージというより説教くさい台詞なんかが若干鼻についていましたが、

今作はもう自己啓発セミナーのような台詞まわしに、「人間だけが神を持つ内なる可能性と言う名の神を」という

この新興宗教団体の勧誘文句のような台詞がより前面に推し立ったこととトンデモオカルト描写が相まって途端に

宗教臭くなってしまった点も残念でなりません。

しかしながら今回この機動戦士ガンダムUCが示した可能性、宇宙世紀を舞台とした連邦 VS ジオンものに

シャアっぽい奴が出ていれば”売れる”という点は今後も利用し売ってもらいたいですね。

一周廻ってまた「宇宙世紀」というものの商品性が復活している点は注目すべき点だと思います。

その点からも是非、また宇宙世紀の新作、できれば富野監督作品で新作を製作してもらいたいですね。

今作のガンダムUCはそれまでの宇宙世紀を統括するというのをコンセプトにしていたそうですが、

そもそも宇宙世紀の統括という点においては逆襲のシャアで綺麗に統括できまとまっていたので、

このUCでそれを成す必要性はまったくもって無く本当に蛇足を加えた結果になったと思うので、今度はこのUCを回収してやる作品、

それこそUC101年など、1世紀をむかえての宇宙世紀を舞台としたものなどを創ってもらいたいですね。

”富野監督作品” ”連邦 VS ジオン” ”シャア” "ニュータイプ"と売れる要素満載でね。

ここまでお付き合いいただき読んでくださった方には、ただただ否定と批判をしているように

受け取られたかもしれませんので、改めてもう一言加えますが、ガンダムUCは1~6までは本当に

作画がカッコよく素晴らしい作品であったと思います。

この7巻を視聴後、再度1~7巻全巻を通して観ましたが、作画には本当に関心させられました。

やはりその点の素晴らしさは揺るぎません。ですが、最後の最後、ネオ・ジオングとの交戦からラストシーンにおいて、

大失敗したと思います。本当にそこまではよかった。終わり方が悪かったので後味が悪い作品になってしまった

というのが僕の感想の総括です。

今は視聴直後なので、こう色々な想いが錯綜していますが、しばらくしたら落ち着くと思いますし、

また次に通して観た時はまた違った印象、感想を持つと思います。

ひとまず、視聴直後の感想として本ブログ記事を書かせていただきました。

一読、お付き合いいただけた方、ありがとうございました。


以下、興奮のままに書き殴ります。

●リディ/バンシィ
リディ少尉は登場時は耳横と後ろ髪の裾を綺麗に切り揃えたダサい髪型から
新入社員のサラリーマンを彷彿とさせるような絵に書いたようなダサ坊でしたが、最後の最後でカッコよくなったね。
バンシィはクシャトリヤリペアード戦で被弾し左足を喪失させたのは失敗でしたね。
以降の絵面が悪いこと、悪いこと。

●マリーダ
マリーダの死に様は原作小説の方が断然よかったですね。
クシャトリヤリペアードがバンシィに無抵抗に撃ち抜かれって・・・
死亡後の霊魂描写がある意味お約束とは言えしつこすぎる。

●ネオ・ジオング
最も期待外れなのがこのネオ・ジオングです。これは原作小説においてはやや地味であった最終戦を
より盛り上げる為の登場、巨大MA戦→巨大MA部を撃破→シナンジュが分離され登場→原作の流れへ
と言ったような展開をみせてくれるのかな?くらいに思っていましたが、
無人状態でエコーズを相手取った寄生兵器にまず唖然
(近年のガンダムシリーズってこれまでになかった兵装を登場させないとダメといったような風潮が見て取れるよね)
次にコロニー内でシルヴァ・バレトをFFに代表されるRPGのラスボスのような挙動で追い詰めた後に
外へ出、ユニコーン、バンシィ二体のガンダムを相手取り戦闘に入るわけですが、
そこで展開されるサイコシャード、武装に反応し自爆を誘う効果があるようだが、
ここでユニコーンのバルカンが自爆しなかった点はなぞ?弾倉が空だったからという見方もできるが、
確か補給後で未使用だったはず、確かに頭が裂けていては以降の絵面がカッコ悪くなる都合は解るが・・・。
そして、サイコシャードの中、組みするユニコーンとコア部であるシナンジュ。
格闘戦をユニコーンに仕掛けられ砕かれ弾き裂かれるシナンジュ。
(これはνガンダム VS サザビーのラストの格闘に対するオマージュなのだろうか?)
その後、原理不明な時間旅行(サイコシャードの効果で妄想を互いに共有してみている?)
その果てにユニコーンガンダムに光をともされ、色を失い、自壊し灰燼に帰し最後をむかえる
(シャアの怨念が消え抜けた為か?)
と大した戦闘シーンもなく退場。
(おいおい無茶な値段でプラモ発売するのにこれは売上大丈夫なのか、いや絶対売れないだろうな)
なんか他多数の量産機は入り乱れて出しもし、今後もUC登場機ってことでプラモ出していくんだろうけど
本当に売りたいであろう機体のプロモーションが弱いというチグハグさが見てとれましたね。

●フル・フロンタルの最期
ララァの残留思念(意識)は良いにしてもシャアと取れる残留思念(意識)との邂逅
そしてアムロとこれは=シャアとアムロの死亡確定と取れるのでナシでしょ
でも映像ソフトという商品的にはズルくおいしくはありましたね。

●アンジェロ
小説未読の方には過去シーンが一切描かれず、なんでフロンタル大佐に心酔しているのか不明で
同性に惚れ込んでいる気持ち悪い兄ぃちゃんに見えていたかもしれませんが、マリーダ以上に
アンジェロの過去は映像化できない内容なので、これはなくてよかったと思います。
マリーダにしろ、アンジェロにしろ戦争から連なる悲劇としてはベタなのかもしれませんが、
性的な方向に走る必要はなかったと思うな、ジンネマン程度にこれも抑えておけば
無用な論争を生まなかったのにと思います。

●バナージ
最後の最後までまったくキャラ立ちしなかったね。
まァ、そのおかげで劇中劇に対してあまり目がいかなかったからいいけど。

●ミネバ
100年、100年言ってるわりになんでUC96年なんて半端な時が舞台なのか?とふと考えたが、
答えはミネバの設定年齢の都合ですかね、100年だとヒロインであるミネバが20代になってしまう
という点が理由でしょうかね。

●フルアーマーユニコーン
何となくそうなるんじゃないかなと思っていましたが、その予想の範囲内であり、とにかく地味な活躍。
その地味さが宇宙世紀的ではありましたが、もっとド派手に演出してほしかったな。

●ユニコーンガンダム
原作小説でも最後は超常の存在、神となっていますが、映像になって観ると本当に不快ですね。
最後、グリプス2から放たれたコロニーレーザーからメガラニカを守るために
サイコフィールドを展開するわけですが、その際のサイコフレームの増殖?結晶化には
本当に唖然とさせられました、まるで某社会現象アニメに影響されたかのような描写、
対抗意識すら感じてしまいましたね。
ただ、そこからのサイコフレームの結晶と化したユニコーンガンダムの中で
パイロットのバナージはどうなっているの?と視聴者の目を引き、引っ張って見せた
見せ方は非常に巧い演出であったと思います。
完成されたニュータイプウンヌンはやらかした感が半端なかったですがね、
最後に同人を持ち込んでしまった感がね。

●トンデモオカルト描写
Z、ZZでもなんて声もあるかもしれませんが、それらとは完全に似て非なるものですね。
このヘンの描写は富野監督でなければやはり描けない点でることがよく解りましたね。
富野監督以外がニュータイプを扱うべきではないと痛感させれましたね。

●ラプラスの箱の開示
これは所詮後付なので、開示後、3日間はワイドショーのトップで報じられ話題を独占しましたが
すぐに次の話題が出、忘れられ当人らが危惧したほど大きな混乱は特にありませんでしたよ
とかどうとでもできますね。それじゃUCの物語があんまりな扱いになるかもしれませんが、
公式年表的にはそんなもんでいいのではないでしょうか。
まァ、そこでまた騒乱が起きと次回作に繋げるのもアリちゃアリだとも思いますけど。


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